研究発表会～題材名「楽しもう！つないでできた形」①

公開日： 2018年1月31日水曜日

２月９日（金）の研究発表会に公開する題材「楽しもう！つないでできた形」 （全４時間）の第１時を行いました。
　１時間目は，本題材の材料となる「綿棒」「ストロー」「新聞紙」とそれをつなぐための結束材となる「ボンド」「クリップ」「マスキングテープ」に出合わせました。（綿棒は綿棒だけつなげていきます。ストローや新聞を丸めたものも同様です。）
　つなぎ方を説明しながら，それぞれを試しにグループでつないでいく体験をさせます。そして，試しで感じたことをもとに，どの材料をつないでいくかを選択させます。
　まず，綿棒をつないでいく活動を設定しました。子どもたちは，まず，平面上に並べどんどんつないでいっていました。四角形や家の形などが見られました。一つのグループが綿棒をたてて三角錐のようにしようとしていました。「何か面白いのができているね。」と声をかけると他のグループも見に来て「すごい！やってみよう」と広がっていきました。
　次にストローをクリップでつないでいきました。最初に「ストローをクリップでつなぐよ。」と説明すると，子どもたちは「？？？」の感じでした。実際にやってみせると「すごい！面白い」との反応。そして，実際に試していきました。
　最後に，新聞紙。これは，もう分かったようにどんどんつないでいっていました。
　さあ，みんなはそれぞれに，どの材料をつないでいこくと面白い形ができると感じたかな？と問いかけて選択させました。
　選んだ理由を振り返りに書かせたところ，綿棒を選んだ子どもの中には，「立体になったのが楽しかった。」とあり，ストローを選んだ子どもの中には，「ストローをつないでいくと（できた形が）美しいと感じたから。」 「クリップでつないで動くのが面白い」とありました。また，新聞紙を選んだ子どもの中には「やっていくごとに面白い形ができたのでおもしろい」とありました。
　第２時と３時は，自分で選択した材料をどんどんつないでいきます。また，相互鑑賞を設定し，面白いや美しいと感じた形をタブレットで記録します。

　　平成３０年２月９日（金）では，本題材の第４時を公開します。
      図画工作科　　　毎床　栄一郎