題材名 「えがきだそう!私が感じたごんぎつね」

公開日: 2018年1月18日木曜日

子どもたちは,ラフスケッチ(下絵)をもとに,ゴッホ画用紙へ描いていきました。
 子どもたちは集中して描いていきますが,観ていると少し修正を入れた方がいいなと思うものやなかなか思うように絵に表せない部分がある子どもたちもいます。
 私自身も教室を周りながら,アドバイスはします。しかし,子どもたち同士でアドバイスをすると,「なるほど。」となる子どもたちが多くいます。(聴く・語るの関係を大切にしてきたことが生きているのだと思います。)
 そこで,相互鑑賞を行います。お互いの描く過程をみながらアドバイスをすることで,修正したり書き加えたりしていました。
 一人の女の子が,あなで過ごしているごんの様子を描いていました。しかし,ごんが構成的にかなり小さく描かれていたので,「もっとごんを大きく描くと,ごんがよく分かるようになるよ。」と話すと,「ごんは小ぎつねだから,小さく描いたんです。そして,周りにいたずらして持ってきたものを散らばせていると思うんです。だから,それを描きたいのです。必要ないけど,さびしくていたずらをしていると思うから,そうしたいんです。」と話してくれました。
 大人の私から見るのと,それを描いている子どもの思いは違っていて,その子なりの文脈で絵に表していること,それこそが表現していく上で大切なことなのだと改めて感じました。

   平成30年2月9日(金)  熊大附属小の研究発表会!!!! 
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