ZOOM オンライン研究発表会(図工)~評価研究が授業の改善・改革に結びついていないとしたら・・・
公開日: 2021年1月22日金曜日
「評価研究が授業の改善・改革に結びついていないとしたら,それどころか評価研究に取り組むことによって授業自体がおろそかになったり,授業からみずみずしさが失われたりしているのだとしたら,そういう評価研究は単に無益というだけでなく,非教育的であり,有害であると言わざるをえない。」
上記の言葉は,1986年に梶田先生が書かれた著書「形成的な評価のために」<P30>(明治図書)にあった言葉です。まさに,学習指導要領が掲げる資質・能力を育む上での評価の在り方,そもそもの評価の捉え方(概念)がつまっている言葉だと思いました。
本年度の本校の研究のサブテーマも評価です。コロナ禍でありましたが,梶田先生が述べられているように「指導改善につながる評価」についても取り組んできました。各教科等に応じた評価の在り方が分科会で話題になると思います。
さて,図工についても同じです。「図工の評価は難しい。」「どう評価すればいいのか。」などの言葉を聞きます。特に,造形遊びについてよりそのような言葉を聞くことがあります。これまで取り組んできた造形遊びをする子どもの姿をもとに,オンライン研究会の図工科分科会では,学習評価について話題にしていきたいと考えています。
昨年度の研究発表会の実践「カップを並べて」 子どもたちの活動の様子から,目標の達成に向けて学べているか,次の学びへ 生かすことがあるか,この子は何(形や色,工夫)を考えながら活動しているのか, 新たな発想へとむかうための手立ては必要かなどなどを見取っていきます。 |
日本文教出版のHPの奥村高明先生のWEBマガジンです。図工の評価に関する内容です。↓
https://www.nichibun-g.co.jp/data/web-magazine/manabito/art/art101/
0 件のコメント :
コメントを投稿