形に豊かに関わる~ギコギコクリエイター(3年生)②

公開日: 2021年1月20日水曜日

 3年生の子どもたちが,のこぎりを使って切った木材を,思い付くままに組み合わせていき,面白いオブジェをつくりだしました。

動物車

 
新しいきょうりゅう

恐怖のアスレチック

海賊船

こわれかけた古代の橋

ネコタワー

 自らつくりだした形を見立てていました。その際,子どもたちは,全体や部分の形に意味づけをしていました。例えば,最後の作品の「ネコタワー」は,一番の上につけた木材が耳の形に見えてきたので「ネコ」を意味づけをしていました。この「ネコタワー」をつくりだした子どもたちは,最初から「ネコタワー」をつくろうと考えつくっていたわけではありません。それまでの過程で,木材をどのように切るのか,のこぎりをどのように使うと素早く切ることができるのか,切った木材を様々に組み合わせながら,どのような形に見えるのかなどなどを思考しながらつくりだしていました。図工の評価を作品の結果のみ,つまり,絵で言えば写実的で,上手く描けることを評価していては,この「ネコタワー」をつくる過程で学んだこと,思考したことを評価することはできません。今年度の研究発表会のサブテーマは,『各教科等の「資質・能力」を育む学習評価を生かした指導方法の工夫・改善』です。分科会では「評価」についても話題にしますので,ご参加ください。

                     図画工作科  毎床 栄一郎

申込み↓ 本校HPより

https://elem.educ.kumamoto-u.ac.jp/2021_2_19-20_kenkyuhappyokai-3/

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