ZOOM オンライン研究発表会(図工)~対象世界へ没入させるには!(材料)
公開日: 2021年1月25日月曜日
ここ数年,本校の図工科では「造形遊び」を中心に研究を進めてきました。研究を進めてくる中で,子どもたちが楽しそうに造形遊びをする姿を見てきました。学習指導要領においては『児童の遊びには,人が本来持っている,生き生きと夢中になって活動する姿を見ることができる。遊びにおいて,児童は,自ら身の回りの世界に進んで働きかけ,いろいろと手掛けながら,自分の思いを具体化するために必要な資質・能力を発揮している。そこには心と体を一つにして全身的に関わりながら,多様な試みを繰り返し,成長していく姿ある。このような遊びがもつ教育的な意義と能動的で創造的な性格に着目し,その特性を生かした造形活動が「造形遊び」の内容である。』とあります。
しかし,だからと言って簡単ではありません。子どもが夢中になれるよう,図工の学びになるように教師の工夫・手立てがなければなりません。その一つは「材料」です。
これまでも洗濯ばさみや色水などを材料としてきました。洗濯ばさみや色水には色がありますが,今回の「石」には,多彩な色はありません。また,洗濯ばさみのように形を変えることや色水のように容易に積み上げたりすることが難しいのです。しかし,今回は自然素材である「石」を使っての授業です。洗濯ばさみや色水を使ったときのように,子どもたちが対象世界に没入する,所謂フロー状態になるには・・・。そのようなことを考えながら授業づくりをしています。オンライン研究会では,そのようなことも話題にしていきます。是非,図工の分科会に参加いただき,「造形遊び」に限らず,「絵や立体,工作に表す」においても,子どもたちが夢中になるには・・・などを話題にしていければと考えます。申込み http://u0u0.net/1ivW
図画工作科 毎床 栄一郎
0 件のコメント :
コメントを投稿