みんなが驚く大発見!  ふしぎなたまご(2年生:絵に表す)

公開日: 2020年9月11日金曜日


 2年生の絵に表す題材「みんなが驚く大発見!ふしぎなたまご」の授業です。絵に表す題材では,アイデアスケッチからスタートします。イメージや今後の見通しをもつためです。  


 上にあるのがアイデアスケッチです。上のアイデアスケッチは「ふしぎなたまご」のアイデアスケッチで,下にあるのが「われたたまごから生まれてくる,出てくるもの」のアイデアスケッチです。実際は,まず上のアイデアスケッチをして,「ふしぎなたまご」を絵に表していきました。その後,たまごの絵ができてから,下のアイデアスケッチをしました。
           

 四つ切り画用紙に自分がイメージした「ふしぎなたまご」を絵に表していきました。なぜ,四つ切りかというと,たまごを大きく絵にすることでダイナミックな作品ができるからです。ただ,単に大きくしなさいではなく,教師が製作したたまごの大きさを示して,次の画用紙に貼る際の目安となるように提示しました。たまごの大きさも自分で考えて絵にさせたかったからです。
           



 次は,絵に表した「ふしぎなたまご」がどのように割れると,自分の作品イメージに合うのかを考えながら,はさみで切っていきます。
          

 2枚目の四つ切り画用紙の上で,割れたたまごをどのように配置するかを考えます。このようなことを低学年でも思考する経験をすることで,高学年の画面構成や空間的な構成する力につながっていくことでしょう。
           
 今回は,描画材として水彩絵の具,マジック,色鉛筆,クーピー,クレヨンを準備しました。描画材についても自分で選んで彩色させていきました。授業の中で,それぞれの特徴や質感の違いを味わう(考える・話し合う)時間も取りました。
 自分の思いにあった絵にしていくために,自分で描画材などを選び,どのような形・色のたまごにすると「ふしぎな」たまごとなるのか,どのように切ると(割ると)面白いか,どのように配置するとイメージに合うのかなどなど,製作過程の中で自分なりに意味づけしながら作品を完成させていきました。
       










           


 ある男の子は,この題材の最後の振り返りで,「ぼくは,はじめて自分の思うとおりにかけたのでうれしかったです。」とありました。また,ある男の子は,かき上げた後すぐに「先生,この絵持って帰っていいですか?」と,作品を愛おしそうに持って尋ねてきました。きっと早く持って帰ってお家の人にも見せたい,そんな気持ちになっていたのでしょう。よく「作品は自分自身でもある」と言われます。子どもたちが自分で表現し,生み出した作品を愛おしく思えるようにしていきたいものです。




 



 


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