コロコロ ローラー どんなえできる③

公開日: 2019年6月28日金曜日

題材名「コロコロ ローラー どんなえできる」(全4時間)
4時間目:鑑賞
 題材の最後は,子どもたちがお互いの作品を鑑賞し合い,そのよさを認め合っていく時間としています。図工は他者との違い(表現の違いや考えの違い)に共感的に受け止めることができる教科の特質があると考えます。自分の思いを大切にしてつくりだした作品は,自分そのものです。それを他者に認めてもらえることは,自己肯定感を高めていくことにつながります。
            



自由にお互いの作品を見合いながら,作品の説明を聞いたり感想を述べ合っています。1年生ですので,コメント等を書くことに時間を要する野で,このように対話的にしました。その後,全体で「みんながいいなあとか面白いなと感じた作品を教えて。」と投げかけました。発表する子どもは「○○さんの作品の□□のところが,面白いと思いました。」と述べていました。さらに,「どうしてそう思ったの?」問い返すことで,子どもたちは作品の色や形などの造形的な特徴を指し示して,述べていきます。色や形などを根拠にすることが大切ですね。さらに,「いい」と認めてもらった子どもに,「今,いいところを友達が言ってくれたけど,どんな気持ちですか?」と尋ねます。その子は笑顔で「嬉しい。」と答えます。このようにして,お互いを認め合っていけるようにしてきます。
 この授業は,附属幼稚園の先生方に参観していただきました。授業後の感想で,お互いが認め合っている雰囲気がとてもよい,という感想を述べられていました。

                        図画工作科  毎床栄一郎
熊本大学教育学部附属小学校 夏の実践研 8月22日(木)開催!」
申し込みはHPから。

  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿