題材名　「みて　みて　お話」　～スイミーを読んで，想像したことを絵にあらわそう～

公開日： 2019年1月17日木曜日

題材名「みてみてお話」　全６時間
（絵や立体，工作に表す）
　本実践では，子どもたちが共通して読んだことがあるお話を選択しました。それは，絵に表す過程において，お互いが読んだことがある内容だと，アドバイスやよいところを取り入れたりすることができると考えたからです。
　低学年の子どもたちは，最初のイメージや思い付いたものが一番表したいことになると思います。高学年のように，修正を重ねていくような過程にはなりにくいです。ですから，絵に表す前に，子どもたちとイメージがふくらんだり広げたりするような時間の設定が必要かと思います。
　本実践では，「スイミー」を読み聞かせした後に，「大きなマグロって，どれくらいの大きさなのかな？」「どんな顔なのかな？」「海には，他にどんな生き物がいたら面白ろそう？」と問いかけました。そして，子どもたちで自由に話し合わせました。その後，絵に表していきました。
　描画材は子どもたちに，クレヨン・クーピー・絵の具・貼り絵などを選択させました。その描画材の特徴についても話し合って，確認しました。子どもたちが自分が表したい方法や表したいものになるように，教師から「こうしなさい。」ということを言わないようにしています。（しかし，アドバイスすると「先生，これでいいですか？」と聞いてきますが・・・。）