絵の具でつくりだそう!いろいろもよう①(4年生)

公開日: 2021年4月16日金曜日

  令和3年度の図画工作の授業は,4年生からスタートしました。(本年度は,4年生2クラス,3年生3クラスの図工の授業を受け持ちました)図工の授業開きで話すのは,2点です。1つは,「上手」(写実的に描けるなど)「下手」という視点だけで,自分の表現を判断するのではなく,自分が「こうやりたい,つくりたい」と思ったことをどれだけ実現できていくのかということで判断すること(4年生に伝わるように語ります)もう1つは,片付けをきちんとすることです。図工は片付けまでが学習だと考えています。どんなに楽しんで活動しても,最後に片付けができていないことで,教師が怒鳴ってしまっては,後味も悪くなります。だからこそ,最初にきちんと片付けの大切さや意味を伝えます。(勿論,最初に伝えたから1年間できるわけではありません。最初に明示しておくことで,その方針に従って指導するということです。)

 題材名を提示し,「水彩絵の具」の特性について考えます。これまで彩色する際に使ってきた「クレヨン」「クーピー」「色鉛筆」との違いを尋ねると,「色が混ざる」「水だから」とありました。次に,どのような道具を使って色を着けるかと聞くと,多くが「筆」と答えました。さらに,「他の方法で色を着けたりしたことはない?」と尋ねると,「野菜を使ったことがある,蓮根とか。」「手を使ったことがある,手形をつけた。」「ローラーを使ったことがる。」などが出ました。

 そこで,本授業で取り組む,スパッタリング,吹き流し,ステンシル,スタンピングを紹介していきました。1つに1つに「オーッ!」という反応。ここまで15分程。後は,子どもたちの活動の時間です。ストローとスポンジを1人に1つずつ,画用紙4枚(ケント紙を4等分)を渡し,早速,試していきました。

  






 今日の授業(2時間)は,いろいろ試しながらの時間でした。次時にこれらの技法を生かして,作品となるようなものをつくりだしていきます。

 図工室から教室に戻る際,1人の男の子に「今日の授業は楽しかった?」と尋ねると,「うん,楽しかった。次も楽しみ。」との返答。子どものこのような声が励みにして,今年度も授業をしていきます!


  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿