レッジョ・エミリアの教育  

公開日: 2021年7月5日月曜日

 レッジョ・エミリアの教育について書かれた「驚くべき学びの世界」という本です。幼児教育における実践ですが,小学校教育,ひいては教育すべてにかかわる内容だと考えます。 授業となると,どうしても教師がやりたいこと・学ばせたいことに引き寄せてしまいになりがちになります。すると,子どもの学びに向かう意欲・意志が離れていく感じがします。勿論,学ばせなければならない学習内容や身に付けさせたい力は,明確に持っておかなければなりません。それらが,教師の文脈ではなく,子どもの文脈で,子どもが学習活動を通して,身に付けていくような手立てを,教師が講じていかなければないません。そのようなことのヒントになる本です。

 図工の授業においては,つくりたいものや表したいものにむける子どもの眼差しを大切にしています。全体で捉えると「眼差し」という表現ですが,個別になると,多様になります。ちょっとした行為(考え込んでいる,友達を観ている,材料を探しているなどなど)やつぶやき,子どもから話しかけられる,教師から質問してみるといったことで,子どもたちが自分の思いを表すことができているかを見取っていきながら,授業を進めていきます。


 
 


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