洗濯ばさみを使った造形遊びをする活動 題材名「はさんで ならべて つなげよう!」③
公開日: 2018年12月25日火曜日
子どもたちの造形活動の様子を観察しながら,ある程度の造形物が製作されてきたところで,相互鑑賞の時間を設定します。ただ,教師側から鑑賞をさせる,ということではなく,子どもたちにとって鑑賞をする必然性を持たせることが大事です。ここでは,一人の子どもの造形物を取り上げ,「色や形が面白いものができているよ。友達の作品を観てみませんか?」と投げかけます。子どもたちから「観たい,観たい。」と声があがったところで,鑑賞へとうつりました。教師は,子どもたちの鑑賞の様子を観察しながら,どのようなところ(どの作品の色や形など)に着目しているのかを見取っていきます。本時では,白と黒の色の組合せの面白さ・よさに着目させたかったので,そのような発言を中心に聞き取っていきました。その後の全体の話し合いの中で,どの子がそのような発言をするのか,もしくは意図的に指名してそのような視点を表出させるためです。全体の話し合いの中では,形を何かに見立てていること,そして,その見方は友達と違っていること,白と黒の色の組合せが「すごい!」と感じることなどが出ました。
その後,再度,話し合いの中で出たよさを取り入れるなどの試しの場として造形活動の時間を取りました。
冬休みに突入した学校も多いかと思います。新学習指導要領の完全実施に向けた準備は,進まれていますか?是非,本校の公開授業を見に来られて,準備に生かされてください。きっとお役に立つこと間違いなしです。
熊本大学教育学部附属小学校研究発表会 平成31年2月8日(金)
申し込みは,本校のHPや申し込みできます。
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