図画工作科における概念的な知識の獲得

公開日: 2017年12月12日火曜日

〇奥村高明氏(聖徳大学)日文の「学びと美術VOL49」において,図画工作科の知識について,『図画工作においても「事実的な知識」ではなく,社会生活で活用されてはじめて「知識」と呼べるような「概念的な知識」の獲得が目指されているようです。その獲得のプロセスでは,一人一人の感性に立脚しつつ,試行錯誤しながら知識を更新していくことが求められています。』と述べられています。
 しかし,一方では図画工作や美術で「知識」の問題が,十分に議論されてきたと言えないとも述べられています。
 図画工作科の学習指導要領解説を読んでも,何を学ばせればよいのか明確でなかったり,授業を参観しても,何でもありで終えている授業もあります。確かに,国語や算数のようなアカデミックな教科とは違い,子どもたちの感性にゆだねている部分がある図画工作ですから,安易に「知識」を身に付けさせればいいということでもありません。
 やはり,奥村氏が述べているように「概念的な知識」「獲得プロセス」「子どもたちの感性」「試行錯誤」といったことがキーワードになるかと思います。そのようなことを意識しながら,授業づくりを行っているところです。

研究授業

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