研究発表会授業 「つくりだそう!たくさんのカップで」①
公開日: 2020年2月4日火曜日
2月8日(土)に公開する授業,「つくりだそう!たくさんのカップで」(造形遊び)の第1時です。
本時は,3種類のカップ(透明のカップ2種類と紙コップ)を用いて,思いのままに「並べる」「積む」「重ねる」という行為を通して,自分なりのイメージをもちながら活動したり,活動の中で自分のイメージを広げながら形を見立てながらつくっていきました。
第1時ですので,とにかく活動する時間を確保しました。子どもたちは,1人で,または友達と共に活動し始めました。どんどん積み上げていくと,ピラミッドのような形ができてきたり,何か建物に見立てたものができあがったりしてきました。同じカップで積みあげるもの,透明のコップと紙コップを組み合わせながら重ねていくものが見られました。子どもたちは,透明のコップを使うと,見た目が「きれい」という感覚でいるようでした。紙コップは3種類の中で大きめですので,積んだり重ねると大きなものができていくのが楽しいという思いのようでした。
材料となる透明カップです。左側のプリンカップは,色水で使った物を再利用です。
左側のコップは,飲み物で使用する透明のカップです。
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もう一つの材料となる紙コップです。透明のカップと
紙コップを使用するのは,この題材の工夫の1つです。
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子どもたちが,十分に活動できるように,たくさん準備しています。 |
活動始めです。紙コップをどんどん並べていく女の子たちです。 |
「どう積んだらいいかな。」と試行錯誤しながら取り組んでいます。 |
透明のカップで,三角の形をしたもの,その周りに円形に積んでいます。 |
所謂,ピラミッドに見立てものを透明のコップでつくり,さらに紙コップを
並べ始めていきました。「お城になってきた。」と見立てをかえて,つくりかえています。
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透明コップでつくったものを,紙コップでつくったもので挟みました。 |
製作した子どもは,オリンピック会場をイメージしていたそうです。
授業の相互鑑賞では,友達から「かぐや姫の竹みたい。」と感想を
もらい,本人も「なるほど,そうも見える。」となりました。
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何かランダムに並べられている紙コップですが,つくった子ども
たちは「レストラン」をイメージしていました。
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これは,少し弧を描いて積み重ねてありました。横に直線的にできたピラミッドと
ちょっとした違いですが,そのようなところに気付く子どもたちは,そこが「すごい!」
と,そのよさを認めていました。
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ダイナミックにつくっていく男の子たちでした。
そのよさを周りの子も見て(鑑賞して),自分のものに
取り入れようとすることもあります。
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どんどん図工室いっぱいにできあがってきます。やはり崩れやすい
造形物ですが,子どもたちは,また粘り強くつくりはじめます。
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