木材を使った造形遊び　「並べて 積んで 広がる世界」④⑤

公開日： 2019年2月22日金曜日

研究発表会後の授業になります。研究発表会の授業の終わり際に，ある男の子が「全部のもの（造形物）をつなげたい。つなげると面白そう。」と発言しました。それを受けた他の子どもたちも「面白そう！２の１タウンだ」と応えていました。そこで，授業が終わっていました。そして，本時（２時間）を迎えました。
　子どもたちには，前の時間の振り返りで，「つなげていくと面白そう」という意見があったことを確かめました。造形遊び は「つくりたいものを思いのままにつくる」ので，そうしなければとすることはありません。あくまでも「これもやってみると面白そう。楽しそう。」という活動を楽しむ１つのアイデアとして受け止めます。子どもたちは，自分たちの作りたいものを作りながらも，友達に「ねえねえ，これとこれつなげてもいい？」と尋ねたり「つなげよう！」とお互いにつなげていく姿が見られました。題材名「並べて積んで広がる世界」に込められた「自分たちの世界を広げていく」ことができました。

　

動物園をイメージして造形していました。色のウッドブロックで小さく点点としているものが，動物です。

手前の塔のようなものは別の友達が造形したものです。それと写真の子どもたちが製作した造形物を色のウッドブロックでつなげていきました。並べ方もきれいに整然と道に見立てたものと少し斜めにおいて模様のように並べています。

子どもたちが名付けた「２の１タウン」

   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 図画工作科　　毎床　栄一郎