図画工作科研究テーマ～自分なりの意味や価値をつくりだす図画工作科学習

公開日： 2019年2月1日金曜日

　いよいよ研究発表会が来週になります。研究発表会で公開する授業にも入っていきます。さて，今年度の図画工作科の研究テーマは「自分なりの意味や価値をつくりだす図画工作科学習」です。これは，子どもたちが感性や想像力を働かせ，対象を造形的な視点で捉えて自分のイメージをもち，自分と異なる見方や感じ方をする他者とかかわる中で，自分の見方や感じ方を広げながら造形物や作品をつくりだしていく姿を目指しています。

　このような子どもたちの姿が見られる学習にしていく為には，子どもたちが「やってみたい」「つくってみたい」などの思いがもてる，魅力ある題材が必要です。今回の研究発表会で公開する題材は「並べて　積んで　広がる世界」（造形遊び）です。使う材料は，２種類の木片です。この２種類の木片を思いのままに並べたり積んだりしていきます。写真上の木片は，１：３：１５の比率で作られたものです。積んでいくと美的な造形が生まれます。写真下の木片は，色が付いたものです。１２色あり，様々な色の組合せや造形したいものを色でもイメージできます。