前田康裕先生をむかえて　～夏の学び①～

公開日： 2019年7月24日水曜日

前田先生の本です。教職員（教師）だけでなく，保護者や地域の方にも読んでもらいたい本です。

読むことで，これからの教育について，教員・保護者・地域，それぞれの立場で考えます。

◎附属小学校の図工科の大先輩である，前田康裕先生に来ていただき，夏の研修会を行いました。テーマは「今，求められる教育図書の書き方」でした。これは，今年度，熊大付属小学校で研究の成果を本にまとめることになり，図書出版の経験豊富な前田先生に学ぼうということです。
　研修といっても，そこは前田先生，講義型ではありませんでした。「教育図書を出すメリットは？」「教育図書に必要な要件は？」といった問いを私たちに投げかけられ，私たちは必死に考え，まとめて発表していくことで，それぞれの考えを共有していきました。まとめるのは，勿論ロイロノートを使いました。まさに，授業を受けている子どもと同じように，教育図書という出すための知識（内容知），ロイロノートを使い表現し（方法知），振り返りでは，グループの中で先生同士のよさを伝え合いました。
　最後に，前田先生が図書出版するにあたって意識している５つのことをお話されました。この研修で得たことを生かして，先生方にとって有益となる熊大附属の本を出版していければと思います。