「ビー玉の大冒険」③

公開日: 2017年7月21日金曜日

子どもたちは制作にとりかかると,なかなか手を休めません。手を休めないとは,いつも作業しているというわけではなく,考えている時間も含めます。
 手がとまっていて,何か「ボーッ」としているのかなとそうっと近づいていくと,ブツブツ言いながら何か考えているのです。「これだとなあ~」や 「何かねえ・・」と自分のイメージと合わなかったり,上手く表現できなかったりして・・・。
 または,熱心に自分のイメージ通りに進めて,「こうしたら面白い!」や「あっ,思い付いた!」とにこにこしながら制作していったりして・・・。
授業の中で,子どもたちの様子を観察していて面白いのは,実は図画工作かもしれません。それほどに,子どもたちの表情や意欲や困りごとなど,いろいろなことが見えるし,それに変化があります。
 制作中の手立ては,様々あるかと思います。私自身も研究しながら,進めているところです。例えば,自分のイメージ通りにいっている子どもには,「これすごいね,どうやったの?」や「これは,○○のイメージで作ったんだね。」と肯定的な言葉で話しかけて,その過程を聴いていきます。最後に「いい作品になるね!」と声かけします。
 何か困っていて,なかなかアイデアが思い浮かばない子どもには,「どのようにしたいの?」と尋ねます。それを聴いてから,私がアイデアを出したて一緒に考えたり,「○○さんがそんなようなものを制作していたよ,観てきたら。」と友達の作品を鑑賞しに行かせたりします。
 時には,全体で作業をやめて相互鑑賞の時間を設定もします。
 または,授業の最初や最後に,ある子どもの困りごとを取り上げて,みんなで解決するような過程をとることもあります。
 図画工作の授業の難しさは,対応が個別的がいいのか全体がいいのか,タイミングなどがあります。(それ以外にも多々ありますが・・・。)

最後に,完成した「ビー玉の大冒険」は,自分で楽しむだけでなく,予定されていた特別支援学校の友だちとの交流で,自分が制作したもので遊ぶことも意識させていました。
 子どもたちの中には,「楽しんでもらえるかな?」と考えながら制作したり,「こうやると交流の友達も楽しめると思う。」とふり返ったりしていました。
 誰かのことを思って制作する,ということは大事なことだと感じます。
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